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第52回神奈川県看護賞を受賞した 長野 広敬(ひろただ)さん 東海大学医学部付属大磯病院看護部長 61歳

公開:2017年6月2日

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心温まる看護のリーダー

 ○…保健師や看護師、助産師として多年の業務に励み、顕著な業績をあげた人を称える県看護賞を受賞した。「名誉なことと嬉しく思いますし、自分でいいのかなという気もします。頑張って続けてきたことを評価していただけたのかな」と語る。努力を惜しまず、真摯に看護の職務に取り組み、専門的知識と経験を生かして働きやすい職場づくりや看護学生の育成、現任教育にも尽力してきた。

 ○…北海道出身。進路を考える時に、人の役に立つ仕事を選択した。子どもの頃からの優しい性格は看護師に向いていると、両親から勧められた。「姉が看護師で、手に職をつけて早く自立したいという考えもありました」。東海大学医学部付属病院では男性看護師がさまざまな診療科で活躍していることを知り、伊勢原市にある付属病院で看護師としてスタート。1999年から8年間、大磯病院で看護部長を務める。 

 ○…入院患者7人に看護職員1人を配置する7対1看護配置基準が導入された際、伊勢原の看護師募集センター長に就任。看護師が家庭生活や育児、介護などと仕事を両立できる職場環境づくりや、夜間看護における病棟間の応援体制の整備などを進めた。3年前から再び看護部長を務める大磯病院では12の専門分野で熟練した技術と知識を持ち、水準の高いケアを行う認定看護師が活躍。「質をさらに向上させるために、働きながらキャリアを積める仕組みは重要」と話す。 ○…「人間関係を重視した心温まる看護」が信条。同じ病気でも10人の患者がいれば、10通りの対応があるという。患者の生活環境や病気との向き合い方、家族や経済的なことなども考え、寄り添い支えていく。「看護師の仕事は領域が広く奥深い。医師やケースワーカーらと連携し、チーム医療で取り組んでいます」。院内にとどまらず、学会や研修で出張することも多く、休日はDVDで映画を観てリフレッシュするそう。

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