茨城県で6日に開催された「関東・山梨ブロック林業グループコンクール」に湘南二宮・ふるさと炭焼き会(井上光正代表)が神奈川県代表として参加し、日頃の活動について発表した。
林業グループによる活動内容や研究成果の発表を通して林業の技術向上と経営発展を目指す同コンクールには、1都7県の代表団体が参加。同会の島田武史さんが発表者を務め、パワーポイントを使って約15分間、木炭製造など里山保全活動の取り組みや運営状況を報告した。
質疑応答では、会員の活動参加率の高さの理由をたずねられ、2カ月に1度のペースで親睦を深めるイベントも開いていることを紹介した。審査の結果、最優秀賞には東京都のグループが選ばれた。
コンクールに出向いた同会事務局長の中條茂さんは「竹林を整備するのに竹を根元から切っていたが、高さ1mに切れば地下茎の生育を抑えることができるという群馬県のグループの発表を聞き、参考になった」と話した。
炭焼き会は2000年に設立。会員は32歳から84歳まで男女35人。一色地区にある炭焼き広場を拠点に活動しており、16年度は135回に及んだ。年間約3000kgの木炭、竹酢液60Lを生産するほか、水田の管理やしいたけ原木の切り出し、住民の依頼を受けた間伐・皆伐などを行っている。
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