中井町の木之花保育園で1日から4日まで、近隣の高校に通う学生6人が保育ボランティアを体験した。
夏休みを利用した課外授業の一環で、保育の仕事に興味を持つ学生が園児と接しながら業務を学んだ。1日は秦野総合高校の2年生3人が来園。3歳児から5歳児のクラスで、おもちゃやプール遊びの補助、昼食配膳、寝かしつけなどに挑戦した。
石渡優一さん(16)は、甥や姪と遊ぶ経験から保育士の仕事に興味を持ったという。教室では子どもたちに囲まれながら「みんな元気があって明るい。将来は男性保育士になれるよう、しっかりと勉強したい」と話した。
長谷川祥子さん(17)と中津川千尋さん(16)は、保育園や幼稚園時代の担任職員に憧れを抱いたことが応募のきっかけ。長谷川さんは2回目の保育士体験で「しゃがんで目線を合わせながら簡単な言葉を選んで話すなど、子どもたちと接するときの心がけを学べた」と振り返った。
同園の小宮幸江さんは「学生時代から保育の仕事を知ることで、将来の就職に役立ててもらえたら」と話した。
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