中井中学校で10月25日、交通事故防止を目的とした自転車交通安全教室が開かれた。約260人の全校生徒が、スタントマンによる事故の実演に見入った。
信号を無視して交差点に進入した自転車や、雨の日に傘をさした二人乗りの自転車が歩行者とぶつかる事故などを再現。生徒は、危険な自転車走行が重大事故を生むことや、歩行者がスマートフォンなどに気を取られる「ながら歩き」の危険性を学び、事故を防ぐ方法や交通ルールの重要性を考えた。3年生の女子生徒は「自転車の運転は大きな事故につながることが分かったので、安全運転をしたい」と感想を話した。
事故の危険性を疑似体験させ、安全な自転車運転につなげる「スケアード・ストレート」教育の一環として、松田警察署やJA共済連神奈川などが主催。米山伸校長は「中井町は鉄道がないこともあり自転車を使う子どもが多い。交通規則の順守が、命を守ることにもつながることを学んでもらえたら」と振り返った。
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