二宮町のラディアンで11月25日、県立がんセンター=横浜市旭区=病院長の大川伸一さんを講師に招いた講演会が行われ、地域住民ら約80人が集まった。
大川さんは「日本人の2人に1人、年間およそ90万人ががんにかかるといわれているが、63%の人は治っている」と説明。「身近な人ががんになったら」をテーマに、重粒子線治療や患者個人の遺伝子の特徴に合わせて治療を行う「プレシジョン・メディシン」といった最先端のがん治療、セカンドオピニオンの利点などについて語った。
質疑応答の時間では「がん検診は受ける意味があるのか」「経過観察で6カ月後に再検査といわれたが、それまで放っておいてもよいか」などと参加者から質問が相次ぎ、講演終了後もアドバイスを求める人たちに大川さんが答えた。
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