疑似煙の中で避難訓練をする園児
二宮めぐみ幼稚園が１日、厨房からの出火を想定した避難訓練を実施した。二宮町消防本部の協力で、煙が充満した建物内の様子と煙の恐ろしさについて知る体験も初めて行われた。
園児は消防職員から「火事の煙は上の方に行くので、煙を吸わないように姿勢を低くして逃げる練習をしましょう」と説明を聞き、「赤ちゃんみたいにハイハイすればいいね」と返事。白い疑似煙を発生させたホールに４、５人ずつ連なって入り、床に張られた赤い誘導テープを目印に出口を目指した。
床のテープもかすみがちな視界の悪さにも、子どもたちは落ち着いて行動。火災予防や火事発生時に煙に巻かれて逃げ遅れないことの重要性なども学んだ。
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