大磯・二宮・中井版 掲載号:2017年12月8日号
  • googleplus
  • LINE

12月9日・10日に開催される「湘南ひらつかメディフェス」の発起人 水島 久光さん 東海大学教授 56歳

まちの記憶 つなげる旅人

 ○…「平塚は実はすごくメディアが充実しているまち。素晴らしいイベントになると思った」と目を輝かせる。「湘南ひらつかメディフェス」は全国各地で開催されている、市民による市民のためのメディア交流集会。平塚開催のオファーをうけ、市内のケーブルテレビやラジオ、新聞社に声をかけた。「メディアと市民のあり方を考えるきっかけにしたい」と当日を待ち望む。

 ○…広告代理店、インターネット運営会社を経て、「メディアってそもそも何だろう」という問いを胸に東京大学の大学院へ。卒業後は実践教育に力を入れている東海大学の広報メディア学科に着任した。「いろんなメディアに関わってきたけど、僕は生粋のテレビっ子」。厳しい家だったため、小学校時代は友達の家で勉強するふりをしてこっそりテレビを見せてもらった。「『8時だョ!全員集合』の時代。テレビの研究者は不思議と同世代が多いですね」とテレビに夢中だった少年時代を振り返る。

 ○…もう一つの軸であるアーカイブ研究への入り口は戦後60年の節目だった。「マスメディアはどうしても全国放送ベースで作られる。地域の記憶をどう残すか考えたときに、テレビでは担いきれないローカルな視点が浮かんだ」。授業の合間を縫って、日本各地を飛び回り、現地で酒を酌み交わしながらまちの歴史や記憶、そこで暮らす理由を紐解いていく。「職業は旅人ですね」と茶目っ気たっぷりに笑う。

 ○…「駅前の印象しかなかった」という平塚のイメージも、メディフェス開催準備を重ねるごとに輪郭がはっきりとしてきた。東海大学から駅に向かうだけで、御殿や纒、公所など変わった地名を発見し、川が地域を作ってきたのだと感じた。「郷土史的な情報と今の暮らしを結び付けたい。それが大切な市民メディアの役割です」と、実行委員会結成から8カ月間、旅をしてきた平塚のまちを見つめる。
 

大磯・二宮・中井版の人物風土記最新6件

室伏 正昭さん

2017年度の神奈川県体育功労者表彰を受けた

室伏 正昭さん

2月16日号

大日方(おびなた) 邦子さん

平昌(ピョンチャン)パラリンピックで選手団長として日本代表チームを率いる

大日方(おびなた) 邦子さん

2月9日号

竹岡 健輔さん

多摩美術大学の学生で初の個展を開く

竹岡 健輔さん

2月2日号

多田 靖幸さん

ラディアンで写真展を開くシャッタークラブの会長を務める

多田 靖幸さん

1月26日号

関口 雄一さん

平塚青年会議所(平塚JC)の第60代理事長に就任した

関口 雄一さん

1月19日号

朝日山 一男さん

鍼灸マッサージ師としてアスリートのサポートや介護予防、災害対策に取り組む

朝日山 一男さん

1月12日号

大磯・二宮・中井版の関連リンク

あっとほーむデスク

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

健康づくりに汗かこう

健康づくりに汗かこう

中井町 マラソン参加者募集

3月4日~3月4日

大磯・二宮・中井版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年2月16日号

お問い合わせ

外部リンク