第5回大磯町フォトコンテストの入賞作品がこのほど発表され、最優秀賞に選ばれた夢藤昌彦さん(74)=大磯町東小磯=の作品「大磯左義長」など、13作品が入賞した。
大磯の魅力の発信を目的に町観光協会が開催している同コンテスト。今回は第1部門「大磯の自然と風景 花だより」に86点、第2部門「大磯のイベントと催事と祭り」に89点、第3部門「自由(観光を表現した作品)」に43点の計218作品の応募があった。
表彰式は4月18日に大磯町保健センターで行われ、観光協会の大倉祥子会長などから入賞者に表彰状や副賞が贈られた。夢藤さんは「過去の失敗を元に作戦を立て、昼の間にメインと予備の撮影ポイントを決めておき、カメラのセッティングも家で済ませてから出かけた」と撮影秘話を語り、審査員長を務めた吉村英夫さんから「日本一の左義長の規模が想像できる、よく計算された構図、奥行感のある描写が素晴らしい。見た人が感動して会場に足を運びたくなる作品」と講評された。
旧吉田邸で展示
最優秀賞以外の入賞は次の通り。作品名、氏名、住所の順。敬称略。
【第1部門】▽優秀賞「富士大展望」伊藤良一(平塚市)▽奨励賞「花日和」大萩隆一(大磯町)、「七賢堂のさつき」牛山健司(二宮町)、「こゆるぎ浜の夜明け」中辻博尊(大磯町)【第2部門】▽優秀賞「禊」青木房雄(秦野市)▽奨励賞「伝統の火祭り」佐藤泰弘(茅ヶ崎市)、「駆け上がる神輿」芥川哲雄(大磯町)、「街にキツネ現る」石井良二(南足柄市)【第3部門】▽優秀賞「湘南の風」城戸和子(小田原市)▽奨励賞「鏡面の不動池」木村篤史(同)、「夏の浜辺」川村春美(同)、「夏の輝き」玉置正(二宮町)
入賞作品は5月13日(日)まで、大磯城山公園の旧吉田茂邸地区管理休憩棟に展示されている。
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