大地震に備えて身体に障害がある人と健常者が共に避難行動について学ぶ防災・減災訓練が、中井町保健福祉センターで5月19日に行われた。町民団体の「中井なかまる会」(城所勲代表)が主催。足柄消防署中井出張所と町社会福祉協議会などが協力し、町民ら約60人が参加した。
消防関係者による講義があり、講師が「防災訓練に参加して互いに顔の見える関係を築くことが重要」と語った。
地震発生を想定した訓練では、姿勢を低くして頭を守る第一段階の行動などを確認。参加者が用具を着けて視覚障害者や歩行困難者を疑似体験しながら、ほかの人の補助を受けて屋外へ移動した。
町身体障がい者福祉協会会長で、電動車椅子ごと階段を下ろしてもらった加藤充一さんは「災害時の行動や避難先でのトイレなど考えておく課題がある」と話した。
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