大磯町の中崎久雄町長(75)が、任期満了に伴い11月18日に投開票される大磯町長選挙に3選を目指し立候補する意向を表明した。6月7日の町議会定例会で、清田文雄議員の一般質問に答えた。同町長選への出馬表明は前町議の坂田よう子氏(53)に続いて2人目。
中崎町長は「任期中に『開花』した事業がある一方で、進行中の事業もある。その実現と残された課題の解決に向けて、継続性と一貫性を持って取り組んでいく必要がある」と出馬の理由を説明。「2期8年の行政運営の中で国とのパイプをつくり、県からの理解を深めてきた。築いてきた信頼をもとに、信念と強いリーダーシップを持って進んでいきたい」と述べた。
成果と構想
自身の成果として「おあしす24」などの健康づくり事業、第2子以降の保育料無料化などの子育て支援、旧吉田茂邸の再建などを挙げ、大磯港の賑わい交流施設や滄浪閣一帯の明治記念大磯邸園の整備などに継続して取り組むこと、高齢世代や子育て世代への支援などに意欲を示した。休止中の中学校給食については「一日も早い再開が責任の取り方」と述べた。また自身の年齢については「精神的・肉体的に極めて健康。毎朝2時間走っている」とアピールした。
中崎氏は神戸大医学部卒。東海大医学部付属大磯病院長などを務め、2010年の町長選挙で初当選。現在2期目。
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