二宮町は、災害が起きた時に一般の避難所では生活が困難な要配慮者の緊急受け入れに関する協定を社会福祉法人素心会と締結した。同法人が町内山西で運営する「地域支援センターそしん」で、要介護の高齢者や障害児者、妊産婦と乳幼児、傷病者などが一時的に避難生活を送ることができるよう連携を図る。
7月18日に町役場で調印式があり、村田邦子町長と素心会の萩原勝己理事長が協定書を交わした。村田町長は「障害のある人にも安心を与えられる一歩となり、協力に感謝します」とあいさつ。萩原理事長は「この協定を使うことがないのが理想だが、地域貢献に取り組みたい」と話した。
特別な配慮を必要とする避難者の受け入れにおける災害時応援協定の締結は、社会福祉法人の一燈会と寿考会、大磯恒道会、特定非営利活動法人たすけあいワーカーズ大空に次いで5つ目となる。
同町では保健センターと防災コミュニティーセンターの7施設を福祉避難所として指定。一般の避難所での避難者の生活状況などを踏まえ、必要性が判断された場合に福祉避難所を開設する。
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