ライオンズクラブ国際協会330B-7R地区のリジョン・チェアパーソンに就任した 高岡 捷二さん 平塚市在住 74歳
ライオンズで成長を
○…「老若男女が活躍し、成長できる場を目指す。意見がぶつかることを恐れず、お互いを理解するための対話を大切にしたい」と意気込む。ライオンズクラブ国際協会330―B地区(神奈川、山梨、伊豆大島)の7リジョン(平塚、大磯、二宮、伊勢原、厚木、海老名、愛川エリア)をまとめるチェアパーソンに就任した。
○…平塚湘南ライオンズクラブに入会して27年目。一番印象に残っているのは、2005年にミャンマーに中古の救急車2台を寄付したことだ。「ちょうど創立15周年を迎える年に会長の役が回ってきた。ライオンズらしく世界に目を向けようと思いました」。平塚市と横浜市から救急車を譲り受ける算段はついたが、輸出の申請などに手間取り輸送までに半年ほど要した。「現地で贈呈式をしたときにやっとほっとできた」と振り返る。「ミャンマーにお嫁に行く救急車を見届けよう」と、贈呈式に参加する市民を公募し、総勢23人が集まった。現在も同会の大きな成果として語り継がれている。
○…(株)パイロットコーポレーションの創始者を祖父に持つ。小学校4年生までを東京都北区で過ごしたが、同社が工場を平塚に移すと同時に豊原町に移り住んだ。大学卒業後は同社に就職し6年間、関西や四国など全国各地で営業マンとして活躍した。「当時の看板商品は『エリート』という万年筆。景気のいい時代でした」と懐かしむ。
○…兄が病に倒れたのをきっかけに母が営んでいた「フジミ薬局」(平塚市南豊田)を継いだ。ライオンズや自治会など地域活動に積極的で店を空けることも少なくなかったが、薬剤師の妻と息子、化粧品を担当する娘の存在が頼もしい。「やるべきことがまだまだある気がする」と、奉仕の精神を燃やしている。
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