大磯・二宮・中井版 掲載号:2018年8月17日号
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大磯の決戦陣地の調査報告など 戦争の記憶 後世に継ぐ

社会

約100人が参加した大磯
約100人が参加した大磯
 大磯町郷土資料館で8月4日に「第9回 戦争を語り継ぐ大磯の会」が開かれ、町民ら約100人が参加した。

 講師を務めた市原誠さんは、「米軍の本土上陸作戦に備えた大磯地区における日本軍の決戦部隊」をテーマに、自身の23年にわたる研究調査の結果を語った。戦争末期の日米両軍の計画や大磯に配備された部隊の規模、決戦陣地の場所や構築状況などを解説した。

 講演後、大磯に残る決戦陣地の調査記録や証言インタビューの映像も上映された。映像で、大磯に赴任していた元陸軍少尉は「大磯で死ぬものと思っていたので、終戦となり頭が真っ白になった。この戦争のことをしっかりと学校で教えて、平和教育につなげてほしい」と話した。また、当時を知る参加者から「戦艦の副砲が水道山に配置された記憶がある」「戦後、米国艦隊の一部が北浜からも上陸した」など多くの情報も出た。同会は「戦争体験を語れる人がいなくなる中で、大磯の陣地跡を戦跡として残し、戦争と平和について考えるきっかけにしてもらえれば」と話した。

小中高生ら平和願う

 二宮町のラディアンホールでは5日に「ガラスのうさぎ像平和と友情のつどい」が開かれた。村田邦子町長をはじめ小中学生とその保護者など若い世代を中心に町民ら約580人が参加。戦争犠牲者へ黙とうを捧げた。

 戦争体験記『ガラスのうさぎ』の著者・高木敏子さんから「不戦の心を二宮から全国と世界へ発信してください」とメッセージが寄せられ、二宮高校の生徒がガラスのうさぎ像碑文の英訳文を朗読した。司会を務めた同校生徒会の橋満太賀さん(2年)は「戦争の残酷さを町の人と共有することは平和への一歩になると思う」と話した。

 二宮町遺族会の戦争の悲惨さを語る会は、17日(金)にラディアンで紙芝居を上演する。午後1時30分〜2時30分。入場無料。

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