町立小学校3校と中学校2校がある二宮町で、学区編成をテーマにした意見交換会が行われた。児童・生徒数の減少や将来の小中一貫教育の導入などを踏まえ「学区編成や学校再配置は急務」として、町議会教育福祉常任委員会が町内5会場で主催した。
8月24日に中里防災コミュニティーセンターで開かれた集会には町民約10人が参加。2年後に一色小学校が全学年1学級になる状況や文科省が示す単級のデメリットなどを議員が説明した。
テーブルごとの意見交換では、参加者が「単級は子ども同士のトラブルが起きたときに逃げ場がない」「クラスの少人数化は賛成だが、単級化はよいと思わない」「小学校の運動会や音楽会を3校合同でやってはどうか」などと発言。「子どもをどのように育てるか町のビジョンを明確にしたうえで学区編成を検討するべき」「子どもたちの意見も聞いてみたい」といった声も上がった。
町議会では「民意を入れて教育委員会と議論をしていく」と話す。
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