OISO学び塾「政治史のなかの大磯」の第1回講座が、9月8日に大磯町生涯学習館で開催され約60人が受講した。
明治150年を記念し、大磯に縁のある明治から昭和にかけての政界の要人について國學院大學文学部史学科の柴田紳一准教授から学ぶ全2回の講座。大磯を中心に平塚や小田原、県外からの受講者の姿もあった。
柴田准教授は、大磯に居を構えた伊藤博文を中心に明治期の政界の要人たちについて、歴史の教科書に載っていないエピソードなども交えて解説。伊藤が執筆した『憲法義解』の一部を説明した上で「一般にドイツの影響を受けているとされる明治憲法だが、他の憲法からも学びよく考えられたもの。近代国家としての日本を世界に示し、欧米と結んだ不平等条約を解消するためのものでもあった。短い期間で世界に恥じることのない憲法を作ったことは本当に素晴らしい」と語った。
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