地域の文化と歴史をシリーズで学ぶ生涯学習講座「もっと知ろう一色・二宮」が、二宮町の一色小学校地域こうりゅうルームで9月15日に始まった。地域住民を中心に50人近い受講者が集まり、熱心に耳を傾けた。
第1回のテーマは町の重要文化財。生涯学習課職員で文化財を担当する中山史奈子さんが写真と映像を交えながら、西光寺のカヤの木や中里の祭囃子など文化財全13を解説した。川勾神社にある木造随身倚像について「県下最古の随身像。顔や靴の形に平安時代後期の作といわれる特徴が表れている」と語った。
同講座は一色小学校区地域再生協議会が主催。地元の有識者十数人を講師として招き、毎月2回のペースで開く。今後は二宮・一色の古道や戦時下の二宮の子どもたち、東海道線と軽便鉄道、浄源寺の歴史遺産などを取り上げる予定。
次回は9月29日(土) 。町文化財保護委員で元大磯町郷土資料館館長の鈴木一男さんが「大磯・二宮の横穴墓群 その造りと副葬品」と題して講義する。午前10時から正午まで。参加無料。直接会場へ。
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