星槎国際高等学校湘南に通うアフリカのエリトリア国と南アジアのブータン王国からの留学生5人が、9月28日に大磯町立国府保育園(仲手川千景園長)を訪れ、年長園児15人と一緒に遊びや給食を楽しんだ。
大磯町や星槎グループなど、この2国らと東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプ協定を結んでいる団体でつくる「SKYプロジェクト」の企画事業。陸上競技やアーチェリーなどで2年後の五輪出場を目指す留学生と、彼らを応援するホストタウンの子どもたちに交流の場を設けた。
給食で異文化体験
民俗衣装などを着て来園した留学生たちに、園児たちは大喜び。ややおぼつかない日本語の自己紹介に対し、園児らが声を揃え、事前に練習していたそれぞれの国の言葉で挨拶を返すと、留学生たちは嬉しそうに表情をほころばせた。
保育園近くの公園へ仲良く手を繋いで移動した一行は、留学生は「字をたくさんおぼえたい」「アーチェリーをがんばる」など2020年までの目標を、園児らは「がんばってね。おうえんしてるよ」などの応援メッセージと選手たちを応援する自分の姿などを描いた紙飛行機を一緒に飛ばしたり、鬼ごっこなどを全力で楽しんだ。またこの日の給食にエリトリアの郷土料理「アリチャ」が登場すると、園児らは留学生と一緒に「おいしい」と夢中になって食べた。
留学生たちは10月14日(日)に大磯運動公園で開かれる「大磯チャレンジフェスタ」にも参加する。
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