二宮町で初のハロウィンイベントを企画した 若狭 竜児さん 二宮町二宮在住 42歳
二宮の地方創生仕掛ける
○…二宮駅周辺の商店街で「第一回西湘ハロウィン“Say Hello!”(セイハロ)」を10月27日(土)に催す。お菓子やクーポン券をもらえる店めぐりやスタンプラリーを実施。「子どもも大人もたまには仮装してちょうだい」と参加を呼び掛ける。仮装コンテストでは、インスタグラムに写真を投稿して「いいね!」の投票数で大賞を決定。各部門の1位には賞金や図書カードなどをプレゼントするという。
○…「商店街にお客を集めて地域を盛り上げたい。古くから住んでいる人と新住民が溶け合うきっかけ作りにもなれば」とハロウィンイベントの開催を思い立った。企画書を作成し、賛同者を求めて商店街を回ると、新しい店や老舗、事業所、学校などがお菓子の提供や協賛広告に応じてくれた。「川崎のハロウィンも約150人の参加者でスタートした。人口3万人弱の町に町内外の人の動線を導き、二宮の知名度を高められたら」。イベントを「第一回」と銘打ったのも、海と吾妻山、菜の花以外にも地元をPRする資源に育てていきたいという意思の表れだ。
○…千葉県出身。子ども時代は外遊びや昆虫採集、アニメ、ファミコンに夢中になって過ごした。就職氷河期のなか大学を出て、映像制作や造園、地域紙などの仕事に携わる。「趣味人」と称し、洋楽・邦楽に精通。特にブラジル音楽がお気に入りでサンバチームでは楽器を奏でる。「師匠」と慕う人物との縁で二宮町へ7年前に移り住んだ。
○…shareffice THE CAMP代表。同駅北口で昼間はシェアオフィス、夜はカフェ&バーを営む。情報とアイデアを発信・共有するコミュニティー拠点や「第三の居場所」としての機能を有して地域に根を張り、活性化への考えをめぐらせる。2児の父。
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