大磯町の山王町旧東海道松並木が江戸時代にタイムスリップする「第25回大磯宿場まつり」が、11月4日(日)に開催される。午前10時から午後3時まで。雨天中止。主催は同まつり実行委員会。
東海道五十三次で江戸から8番目の宿場町だった大磯宿。歌川広重の浮世絵にも描かれた往時の賑わいを現代に再現しようと、旧東海道の風情が残る松並木沿いに市や露店が立ち並び、多彩なイベントが催される。
宿場町の賑わいを再現
露店の数は約90軒。江戸時代の雰囲気を楽しんでもらおうと各店が趣向を凝らした店構えで来場者を迎え、通りを旅装束や武家姿の参加者が行き交う。また外国人観光客の増加を見据えたインバウンド事業として、新たに外国人を対象にした「着物姿で道中体験」も行われる(事前申込制)。
地元商店による特産品販売をはじめ、軽食や野菜、陶芸、手芸、ゲームなど様々な露店で賑わい、品川や小田原、由比など東海道の宿場町ゆかりの名産品が集まる諸国街道市も開かれる。街道沿いに設けられた「にぎわい座」と「朗多里座」で和太鼓や津軽三味線、宿場寄席、大道芸、歌謡ショーなども披露され、まつりの雰囲気を盛り上げる。
百瀬恵美子実行委員長は「誰もが楽しめるまつりにしようと実行委員会と参加者が一緒になって作り続けて25年を迎えることができた。これからも大磯の原点である宿場町の賑やかさや道でつながる心のふれあいを伝え、次世代につなぐ財産としていきたい」と話した。
会場はJR大磯駅から国道1号線を平塚方面に進み、「三沢橋東側」の信号を左斜め(北側)に入った道路。会場周辺は駐車場が少ないため、公共交通機関の利用を。
問い合わせは同まつり実行委員会(大磯商工会内)【電話】0463・61・0871へ。
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