明治記念大磯邸園の一般公開が10月23日から約2カ月間の会期で始まり、連日多くの来場者で賑わっている。10月31日までの開園日8日間で3444人が見学に訪れた。
明治150年を記念して行われているイベント。同邸園のうち旧大隈重信邸と旧陸奥宗光邸の内部と庭が初めて一般公開され、旧伊藤博文邸(滄浪閣)の外観も見学できる。
公開初日には式典が催され、塚田一郎国土交通省副大臣や黒岩祐治県知事、中崎久雄大磯町長、県議、町議らが出席しテープカットを行った。黒岩知事は挨拶で「明治の邸宅が多数残る大磯は神奈川県第4の観光地になる潜在力がある」と期待を示し、中崎町長は「来場者には見学だけでなく、大磯を愛した元勲たちの思いも伝えられれば。歴史的な遺産として将来に引き継いでいけるように国や県と協力して進めていきたい」と語った。
茅ヶ崎から訪れた60代の女性は「邸宅や庭園から大磯の歴史が感じられた。子どもにも教えてあげたい」と感想を話した。
公開は12月24日(月)まで。邸宅内の見学は事前予約が必要。無料。事前予約窓口【電話】050・8882・0344へ。
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