明治41年4月1日に中村と井ノ口村の合併によって「中井」が誕生してから今年で110年を迎えた中井町は、12月1日(土)に記念式典と講演会を開く。農村環境改善センター多目的ホールで午後1時から3時まで(午後0時30分受付開始)。参加無料。定員200人。
第一部の式典では、中井中学校吹奏楽部の演奏と一般表彰、町民・団体に対する感謝状の贈呈が行われる。
町民出演の動画披露
このほど完成したシティプロモーション動画の初公開も行う。ドローンで撮影した町内の風景などを収めた約4分間の動画には、町民が出演。中井中央公園内にある「里都(さと)まちキッチン」で親子グループが地場野菜を使い、窯焼きピザを作って楽しむ様子など、住民の暮らしや町の魅力を動画で紹介している。
第二部(午後2時〜)の講演会には、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介さんを講師に招く。平成の大合併の前に全国約3200市町村と海外95カ国を私費で訪問し、地域振興や人口問題に関する研究・執筆・講演活動をしている同氏が、「20年後も中井町であるために」と題して語る。
記念式典と同時に、「里都まち♡なかい富士見百十景フォトコンテスト」の写真展を開催。町内の小学生が2050年の中井町を想像しながら描いた未来地図も展示する。町の公式キャラクター「なかまる」が登場するほか、参加者全員に記念品のプレゼントもある。
「なかい誕生110年を機に、町民のみなさんとともに町の歴史を振り返り、先人の努力に感謝してさらなる発展を目指す出発点にしたい」と町の担当者は多くの参加を呼び掛けている。
申し込み・問い合わせは町企画課【電話】0465・81・1112。
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