大磯・二宮・中井版 掲載号:2018年12月7日号 エリアトップへ

ぬくもり人形を制作する 中村 ひろみさん 大磯町東小磯在住 62歳

掲載号:2018年12月7日号

  • LINE
  • hatena

人に寄り添う人形作り

 ○…羊毛を詰めた愛らしい「ぬくもり人形」やその服を制作。年1回、大磯のカフェで展示会を開く。「子どもが遊ぶための人形なので抱きしめた時の感触や丈夫さにこだわっています。人形は嬉しい時や悲しい時に気持ちを共にし、しまい込んだ感情を表すことができる身近な存在。大人になってからも大切に持ち続けている人は多い」

 ○…愛知県尾張旭市の出身。幼い頃から紙や布で人形の服を作る遊びが好きだった。高校進学を機に上京し、生徒自治を重視する学校で寮生活を謳歌。裁縫の授業で学んだ型紙作りなどが「今に生きている」と振り返る。卒業後は幼児教育施設に勤め、結婚・出産を機に退職。5人の子に恵まれた。子どもたちの不登校に悩み、自分を責め続けた時期もあったが「同じ悩みを抱える親の会や支援ボランティアに助けられ、考え方を変えることができた」と感謝する。

 ○…輸入玩具店を営む母から「人形の服を作ってみない」と持ちかけられたのもその頃。「私が前を向けるように考えてくれたのでしょう」。やがて北欧の人形を参考に考案したぬくもり人形を手がけるようになった。「人と一緒に作ることが楽しい」と教室も始め、現在は大磯、名古屋、飯能で開く。「身近な人に作ってもらったもので遊べる子どもは幸せ。作る側も次はどんな人形や服を作ってあげようか考える楽しみがある」と微笑む。震災以降は周囲に声をかけ、被災地に小さな手作り人形を贈る活動も続けている。

 ○…夫の仕事で3年前から大磯へ。前の住まいでは畑を借りて野菜を育てたこともあった。「子どもに新鮮な野菜を食べさせてあげられるし、息抜きにもなった。こちらでは夫がミカン山を借りたので、夫婦で手入れをしています」と近づく収穫の時季を待ちわびる。

大磯・二宮・中井版の人物風土記最新6

栗山 雄揮さん

平塚市博物館の館長に就任した

栗山 雄揮さん

二宮町在住 59歳

5月15日号

日原 修さん

大磯警察署長に就任した

日原 修さん

大磯町在住 58歳

5月1日号

齊藤 廣昭さん

「大磯小桜」を育成し、さくら功労者に選ばれた

齊藤 廣昭さん

大磯町国府新宿在住 84歳

4月24日号

きばやしさん

3月31日にCDデビューと記念ライブを開く

きばやしさん

大磯町出身 19歳

3月27日号

塚本 昭子さん

大磯のギャラリーでとんぼ玉の作品展を開いた

塚本 昭子さん

横浜市在住

3月20日号

宮前 礼子さん

「伝筆(つてふで)」の楽しさを発信・普及している

宮前 礼子さん

平塚市在住 

3月13日号

あっとほーむデスク

  • 4月1日0:00更新

  • 3月11日0:00更新

  • 3月4日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 大磯歴史語り

    明治150年記念連載

    大磯歴史語り

    第45回「吉田茂【12】」文・武井久江

    5月29日号

大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年5月29日号

お問い合わせ

外部リンク