明治2年創業の老舗落花生店の4代目。相州落花生の卸と加工から始まった家業を、先代が昭和40年代に店舗を構えて小売業を始めた。自身も物心ついた頃から家業を手伝い、20代で後を継いでいる。今年3月まで(一社)日本ピーナッツ協会の副理事長として落花生が健康食材として注目されるきっかけをつくるなど、その普及に努めた。
店では国産の厳選した落花生を味と香りが最も引き立つ独自の製法で煎って、毎日できたてを提供している。「お客様には『時間で味が変わってしまうので生菓子のつもりで食べてください』と話している。一番おいしい状態で食べてもらいたいので、長期保存向けの商品づくりはしていない。そこまでするかと言われるが、大企業ではなく家業だからできることとして続けていきたい」。定番のバターピーナッツやいりざや、手剥きをはじめ落花糖なども人気。
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