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県内最古の夫婦神像 六所神社で3日に特別公開

文化

公開:2019年1月1日

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男神立像(左)と女神立像(右)
男神立像(左)と女神立像(右)

 大磯町の六所神社で1月3日(木)、県内では珍しい木造の男神立像と女神立像が特別公開される。神社境内地内の宝物殿で午前9時から午後5時30分まで。拝観無料。

 公開される「武装神形立像(ぶそうしんぎょうりゅうぞう)」と「女神(じょしん)形立像」は平安時代後期の作で、同神社御祭神の「櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)」と、その旦那神の「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」と推定される。神像としては最古の作品の一つで、2009年には神奈川県指定重要文化財にも指定されている。

 男神立像は、頭部に王冠台を被って甲冑と天衣をまとい、腰を屈め足を開いて立つ姿。女神立像は直立し、束ねた髪を両側に下げて前あわせの唐衣を着ている。瞑想や苦悩ともとれる表情が特徴的だ。

 通常は本殿に安置されており非公開となっているが、同神社では年に一度だけ一般公開している。

 問い合わせは相模國総社六所神社(大磯町国府本郷935)【電話】0463・71・3737へ。

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