米国の陸軍士官学校に通うトーマス・小泉さん(20)が昨年末に二宮町を訪れ、二宮剣道部の児童らと交流の時間を持った。
トーマスさんは昨年8月から12月にかけて横須賀市の防衛大学校に短期留学で来日。両親が二宮町在住で、父親の三五八さんが二宮剣道部に所属している縁で今回の国際交流の話が持ち上がった。
交流会はラディアンの和室で開かれ、同部の小学校2年生から5年生までの6人が参加。米国で9歳から剣道を始めたというトーマスさんは、陸軍士官学校に入学したきっかけや学校生活、米国の剣道事情などについて語り「剣道から、自分を守り、他人を守り、平和をつくる『活人剣』を学んでいる。みんなも強くても人を傷つけない優しい人になってほしい」と語りかけた。また児童から効果的なトレーニング方法について聞かれると、目の前で披露してみせて丁寧に指導した。交流会に参加した杉崎拓君(山西小5年)らは「厳しそうだけれど米国の学校も楽しそう。今日教えてもらったことを、これからの自分に役立てていきたい」と感想を話した。
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