大磯・二宮・中井版 掲載号:2019年3月1日号
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全国公募団体IAC美術会湘南支部の支部長を務める 山岸 和子さん 平塚市在住 75歳

工芸の魅力楽しんで

 ○…茅ヶ崎市民文化会館で全国公募団体IAC(インターナショナル・アートセンター)美術会湘南支部の工芸展を3月19日(火)から23日(土)まで開催する。平塚や大磯などの支部会員のほかに県外の作家も加わり、約40人が出展。陶芸や鎌倉彫、漆、籐・皮細工、切り絵、ガラス、羊毛工芸、押し花、ワイヤーアートなどの作品およそ100点を一堂に発表する。「分野が多く、いろいろな工芸品を見て楽しんでいただけたら嬉しいです」と語る。

 ○…長野県に本部を置くIAC美術会のメンバーと知り合い、その一員に。信州の緑に囲まれた施設が会場となる、同会主催の美術展に鎌倉彫を出品している。2011年、大鉢に波の文様を飾った作品で文部科学大臣賞を受賞した。国内外の作家たちと芸術文化交流を進める同会本部の協力を得て、地元の湘南地域に工芸の輪を広げようと、仲間と2006年に湘南支部を結成。以来、支部の工芸展を毎年開き、今年で14回目を迎える。

 ○…米どころや北前船の交易で栄えた山形県は酒田市の出身。子どものころから生活のなかに漆器があった。「口あたりが優しくて手にしっくり来る。家に人を呼んで食事を出すときに漆器を使ったものです」。鎌倉彫との出会いは40年ほど前。教室に通い、技術を身につけた。彫りの後の工程の漆塗についても独学で試行錯誤を重ね、輪島塗の工芸技術所を訪ねて研究するなど、「よいものを作るために何でもやってみたい」と意欲的に制作に取り組む。

 ○…葡萄の図柄をあしらったワインクーラー、桜の花と幹を彫った箪笥や姿見などは、年月を経て理想の漆の色が表れてきたそう。「人に譲れなくて」というのも理解できる。美術館めぐりが好きで、一人でゆっくり鑑賞するのが楽しい時間。

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