3月15日(金)から17日(日)に香港で開催される「第3回アジアユース陸上競技選手権大会」に、相洋高校のクレイアーロン竜波君と高島咲季さん(ともに2年)が日本代表として初出場することが決まった。
男女各13種目のうち男子800mにクレイ君、女子400mに高島さんがそれぞれの種目で日本代表に選出された。
クレイ君は昨年8月のインターハイ800mを初制覇すると、その後の国民体育大会でも同種目で優勝した。そして、秋季新潟県記録会では、日本高校新記録となる1分47秒51を叩き出すなど今、最も勢いに乗る選手の一人だ。初のJAPANとなるが「プレッシャーを感じずに自分の走りをしたい」と覇気を込める。
新シーズンに向けた冬場の練習では、例年通り長距離レースにも出場し、「昨年を超えるイメージ」を持ってスピード練習に着手。今大会はその成果を発揮する場となる。「日本代表の自覚をもってしっかり走ってきます」。その視線に一切のブレはない。
高島さんも昨年のインターハイ女子400mで初優勝を果たすと、クレイ君と同じく、その後の国民体育大会を制するなど状態は良い。
昨年の日中韓3カ国交流陸上競技大会に続いての日本代表に高島さんは「選んでいただいたからには責任感をもって走りたい」と意気込む。
冬場のトレーニングでは「高校新記録の52秒台を出すこと」を目標に栄養学も学んだ。ユース大会に向け、「ただ走りに行くというのではなく、日本代表としての自覚を持って臨みたい」と、より責任感が芽生えた。しかし、「勝たなければいけないと自分へのプレッシャーはあえてかけずに、昨年の自分を超えようという気持ちで挑みたい」と大舞台でも自然体を貫く。
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