地域の魅力をテーマにした第4回中井町フォトコンテストの審査結果が2月に発表され、同町在住の柳川芳三さん=人物風土記で紹介=の作品「しぶきを上げて」が最優秀賞に選ばれた。
中井町の四季の風景や自然、町並み、行事、祭りなどを撮影した写真を募集し、町内外19人から60点の応募があった。
柳川さんの受賞作品は、中井中央公園の水辺の広場ではしゃぐ子どもたちにレンズを向けた一コマ。萌える緑を背景に、日差しを浴びて水しぶきが高く跳ね上がる瞬間をとらえた。
優秀賞と佳作はそれぞれ4点が決定。五所八幡宮の例大祭の神輿、厳島湿生公園で毎年初夏に行われているイベント「竹灯篭の夕べ」、昨年の中井誕生110年を記念する田んぼアートや花火を題材にしたもの、環状のハート型モニュメントの中に富士山を収めた作品などが選出された。
町役場で展示中
入賞作品は町の広報やホームページ、散策マップなどに載せて中井の魅力の発信や観光PRに活用される。町役場庁舎1階で3月29日(金)まで作品を展示中。4月から5月にかけて農村環境改善センターと井ノ口公民館のロビーでも巡回展示していく予定。また、町は次回のコンテストで新たにインスタグラム部門を設けて作品を募集する。
優秀賞と佳作の入賞者は次のとおり。敬称略
【優秀賞】▽「新緑の宮出し」伊藤良一(平塚市)▽「暮れる頃」青木房雄(秦野市)▽「田んぼの『なかい誕生110年』」野村昌弘(平塚市)▽「夜空に咲く冠菊」石川直弥(中井町)
【佳作】▽「散歩道の飾り」門脇光一(座間市)▽「紫陽花と竹灯篭」山本汐織(平塚市)▽「みんなで元気にラジオ体操」石井良二(南足柄市)▽「いつまでも愛を」畔柳昌雄(中井町)
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