大磯・二宮・中井版 掲載号:2019年3月8日号
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第4回中井町フォトコンテストで最優秀賞を受賞した 柳川 芳三さん 中井町松本在住 75歳

普段着の中井町を活写

 ○…元気な歓声が画面から聞こえてきそうだ。中井中央公園の水辺の広場ではしゃぐ子どもたちを撮影した作品「しぶきを上げて」。中井町の魅力を再発見して伝えるフォトコンテストで最優秀賞に選ばれた。「偶然撮れた」と謙遜するが、日ごろから町内を歩いて探索しているカメラマンの視点が成せる日常の一コマだ。

 ○…撮影は昨年6月。公園で寛いでいると、園児の集団が水辺にやって来た。「初めは静かに遊んでいたけれど、洋服が濡れ出したらブレーキが利かなくなった」。いつも持ち歩いているカメラを急いで取り出し、レンズを向けた。しぶきが勢いよく飛ぶのを待ち、一番高く跳ね上がった瞬間を捉えた。「ピンクと黄色のカラフルな服が彩りを添えて、黒いTシャツの子にしぶきが重なった」。シャッターを切りながら作品タイトルがすぐに浮かんだという。

 ○…小田原市生まれ。中井中学に通っていたとき、おじから借りたカメラで写真を始めた。社会人になって山登りにも親しみ、地元の丹沢で鍛錬を積んでは同僚と北アルプスや八ヶ岳などを山行。「仕事も遊びも一生懸命。どちらも目いっぱい楽しんでいた」と青年時代を懐かしむ。社員旅行ではカメラマンに徹し、記念写真を撮った直後に再びパチリ。自然体で和やかな仲間の表情を収めたアルバムは宝物だ。今でも新年会や旅行で年6回は集まり、親交を繋ぐ。

 ○…撮影で大事にしているのは、被写体を通して何を感じるか。「曇りや雨の日の城でも石垣に目がいくと、歴史や昔の人の思いが宿っているように見える」と話す。「今年は丹沢が白くならなくて」と少し残念がる。雪が降ったら中井中央公園で撮りたいものがあるという。「撮影ポイントもタイトルも決めている」と笑みがこぼれた。

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