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人口減時代の地域考える 17日 二宮町でシンポジウム

社会

公開:2019年3月15日

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 人口減少社会を乗り切るための地域のあり方について考える「地方創生!地域づくりシンポジウム」が、二宮町町民センター大ホールで3月17日(日)に開かれる。一色小学校区地域再生協議会と町の共催。午後2時から4時まで。入場無料。

 少子高齢化とともに進む人口減少の影響によって、経済の衰退や空き家の増加、学校の統廃合、「買い物難民」などの全国的な問題が生じている。伝統行事の継承や災害時における共助といった、コミュニティの役割の低下も懸念されている。

 シンポジウムは、将来に向けて持続可能な地域を築いていくことを目的に開催。第1部の基調講演では、法政大学法学部教授の名和田是彦さんを講師に招く。

 法社会学やコミュニティ政策論が専門の名和田さんは横浜市でフィールドワークを行うなど、市民活動団体の代表として同市港南台でコミュニティカフェの運営にも携わる。実践的な研究を基に、住民が主体となったまちづくりの事例などを紹介しながら「コミュニティの担い手になるために」と題して語る。

町民らが討論

 午後3時からの第2部はパネルディスカッションを行う。パネリストとして村田邦子町長と、町民を代表して脇一男さん(町地区長連絡協議会会長)、廣上正市さん(一色小学校区地域再生協議会事務局長)、高見利和さん(新しい二宮・イメージづくりプロジェクト代表)が登壇。名和田教授がコーディネーターを務め、「みんなが町を盛り上げる仕掛け人」をテーマに意見を交わす。

 主催の同協議会は、住民と町、県住宅供給公社が連携して2016年5月に設立。地域が抱えるさまざまな課題の解決を図るモデル地区に選ばれ、国の助成金を受けて地域再生事業に取り組んできた。シンポジウムでは、3年間の活動もヒントにコミュニティ活性化の方策を探る。

 午後1時30分開場。申し込み不要で、参加希望者は直接会場へ。

 問い合わせは二宮町地域政策課【電話】0463・71・3311。

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