明治記念大磯邸園の都市計画事業と基本計画案に関する説明会が3月9日に町保健センターで2回に分けて行われ、延べ70人の町民が参加した。
同園は旧伊藤博文邸(滄浪閣)を中心とした歴史的建物群と周辺の緑地を整備し、一体的な保存・活用に向けて検討を進めているもの。昨年5月に初めて開かれた懇談会には約40人が参加したが、7月の都市計画原案と11月の都市計画案の説明会は各20人程度となっていた。今回はより具体的な整備イメージが盛り込まれた基本計画案が2月27日に公表されたことから町民の関心が高まった。
説明会では、国交省の担当者が整備の基本的な考え方や各邸宅・庭園の空間構成、来園者の動線、樹木の植栽などの計画案を解説した後、会場内に設置された十数枚のパネルの前で参加者の質問に個別対応した。70代の男性は「渋滞や騒音対策など周辺住民に配慮した整備を考えてほしい」と要望し、50代の女性は「できる限り町の負担がない形で進めてもらえれば」と話していた。
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