国登録有形文化財(建造物)に、旧吉田茂邸(大磯町西小磯)の兜門、サンルーム、七賢堂の3件が新たに登録された。昨年11月に国の文化審議会が登録を求めて柴山昌彦文部科学相に答申していたもので、3月29日発行の官報で告示され、正式に登録が決定した。これにより大磯町の登録数は計6件になった。
新たに登録された3件は、いずれも2009年の火災で焼失を免れ、吉田茂元首相存命当時の様相を残した希少な建築物。京都の裏千家今日庵に倣った兜門、伊藤博文が滄浪閣に建てたものを移設した七賢堂、昭和の建築家・吉田五十八設計のサンルームが揃って評価された。近く文化庁から登録証と記念プレートが贈られる。
大磯町の国登録有形文化財(建築物)には「旧木下家別邸」や日本基督教団大磯教会の「礼拝堂」と「門柱および塀」がある。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|