21日投開票の平塚市長選で、無所属現職の落合克宏氏(61)(自民・立憲民主・国民民主・公明推薦)が3選を果たした。
新人との一騎打ちとなった選挙戦で落合氏は、子育て世代の転入増など2期8年の成果を訴える一方、4政党からの支持を取り付け、諸団体の組織票を手堅くまとめた。
当確の報を受けた落合氏は「平塚を住みやすいまち、全国に誇れるまちにしなければ。市民の皆さまが住みやすい、そして確かな平塚をつくっていくことを約束したい」と支援者に挨拶した。
本紙取材には「中学校給食や、小児医療費助成の所得制限撤廃、高齢者・障害者福祉などに取り組みたい」と述べた。
一方、無所属新人で市国際交流協会理事の谷容子氏(54)は、しがらみのない市政や見附台再開発の見直しを訴え、草の根の選挙運動を展開したが、支持が広がらなかった。谷氏は「圧倒的に知名度に差があった。(次の選挙へ)明日からスタートを切りたい」と話した。
投票率は41・30%で過去最低を更新した。
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