着物を洋服にリメイクした作品の「古布のころも服展」が、4月25日(木)から29日(月)まで大磯駅前にある湘南ギャラリーえんで開催される。
婦人子供服製造一級技能士の森喜久枝さんが大島紬や絽の着物から仕立てたワンピースやコート、チュニック、パンツ、ベストのほか、帯で作ったバッグなどを展示する。
森さんは夫の転勤に伴い、平塚市や藤沢市などへ約10回の引っ越しを重ね、洋裁の仕事を続けてきた。20年ほど前、友人から「食事会に着て行く服を着物で作って」と依頼されたことを機に、伝統文化の着物の魅力を洋服で再現。地元小田原市で洋裁教室も開いている。
古希を迎えた森さんにとって初の個展。「古い着物が形を変えて再び袖を通してもらえるようになるのは嬉しい」と話す。午前10時から午後5時(最終日3時)まで。観覧無料。問い合わせは同ギャラリー【電話】0463・62・1888。
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