梅雨入りを前に全国で暑い日が続いている。5月26日には北海道や福島県などが最高気温35度を超える記録的な猛暑日となった。大磯・二宮・中井の3町でも熱中症による救急搬送者が出ている。
大磯町では5月25日と26日に、日中の最高気温が25度を超える「夏日」となった。27日時点までに大磯町と二宮町で熱中症による救急搬送者は出ていないが、中井町を含む小田原市消防本部管内では5件(昨年同時点は2件)発生。このうち1件が中井町で発生しており、25日の午前9時頃に60代の男性が駐車場で車両を誘導中にめまいを感じて、救急車で病院まで搬送された。
熱中症は、めまいや顔のほてり、大量の発汗やこむらがえりなどが初期症状としてみられ、重度になると意識を失うこともある。大磯町消防本部では「気温が上がり、今年も熱中症のシーズンが近づいてきている。熱中症の危険度を示す『暑さ指数』などの情報を意識して、冷房の使用やこまめな水分・塩分補給などで対策をしてほしい」と注意を呼びかけている。
早くも水辺が人気
大型連休に合わせ4月27日に今シーズンの営業をスタートさせた「ポートハウスてるがさき」では、平均20〜30人だったプール利用者が5月25日に50人、26日に164人になるなど急増した。同プールでは「本格的なシーズンはこれから。プール日和に、ぜひ遊びに来てください」と話している。また大磯や二宮の海岸にも、涼を求めて多くの人が詰めかけた。伊勢原市から小学生の子どもを連れて照ヶ崎海岸を訪れた夫婦は「あまりにも暑かったので遊びにきた。子どもたちが気持ちよさそうに水遊びをしているので来てよかったです」と避暑を楽しんでいた。
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