県立大磯城山公園の旧吉田茂邸地区にある管理休憩棟で6月9日(日)まで、大磯在住の画家・西川道子さんによるバラの絵画展が開かれている。午前9時から午後5時(最終日は4時)まで。入場無料。
展示作品はすべて、旧吉田邸のバラ園に咲くバラを西川さんが描いたもの。6〜7点の新作を含む、様々な品種・時間帯のバラを水彩で描いた24作品が並んでいる。子どもの頃からバラが好きだったという西川さんは「花びらの複雑さや触れがたい感じが魅力的で、何度描いても飽きが来ない。バラ園にある本物のバラの花と一緒に、絵のバラも楽しんで頂ければ」と話している。
西川さんは東京出身。美大を卒業後、画商に勤めながら作家活動を続け、大磯出身の画家・西川正美さんと結婚。夫婦で3年間のパリ留学を経て帰国し、自身は子育てをしながら絵画教室を主宰した。育児がひと段落した後に作家活動を再開。県内の高校で非常勤講師も務めている。
旧吉田邸バラ園のバラは、次に咲くつぼみに養分を送るための「切り戻し」という剪定作業を行いながら、真夏になる前まで花が楽しめそうだ。
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