大磯・二宮・中井版 掲載号:2019年6月14日号 エリアトップへ

星のスペシャリストとして大磯で講演する 鳫(がん) 宏道さん 大磯町大磯在住 66歳

掲載号:2019年6月14日号

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星空の魅力を伝える

 ○…1969年7月、アポロ11号が人類初の月面着陸に挑む生中継を、渋谷にあったプラネタリウムで見ていた。「これで人間が月に行くのは当たり前のことになるんだ」と高校の友人たちと目を輝かせた。それから50年、天文担当の学芸員として長年プラネタリウムを担当し、館長も務めた平塚市博物館を昨年退職。6月16日に大磯で「究め人講演会 星を究める」の講師を務める。「天文の世界では、50年前と比較にならないほど様々なことがわかってきている。当時と今の違い、惑星や星座の話などをわかりやすくお話ししたい」

 ○…東京都世田谷区の出身。水泳や剣道に励むスポーツ少年だったが、好きな教科は理科。天体ドームと望遠鏡のある高校を選び、地学部に入部した。日中によく観察していた太陽が、後の専門分野に。大学でも天文部に所属してさらに造詣を深めた。平塚市博物館の開館と同時に採用され、まだ珍しかったプラネタリウムの運営を任された。

 ○…ハレー彗星や火星の大接近など、その時々の天文現象に合わせたテーマで台本を考え、投影機の操作や音量調整、ナレーションまでこなした。日本でもいち早くCGを取り入れるなど「小さなプラネタリウムだから」と工夫を重ねた。「たくさんの子どもたちが来てくれて、天文学者やコンピュータの技術者になった子もいる。地域の文化レベルの向上に貢献できるのが博物館の良い所」と嬉しそうに微笑む。

 ○…「大磯でも星について語る機会を増やしていければ。望遠鏡をズラッと並べるようなイベントを企画しても面白いと思う」。また、プラネタリウムへ行けない人のために病院の天井などに星空を投影する活動への協力も考えている。今後も新たなステージで星空の魅力を伝え続けていく。

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