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二宮から地球環境考える 町民団体などが展示や講演

社会

公開:2019年6月21日

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団体の活動などを紹介した展示コーナー
団体の活動などを紹介した展示コーナー

 環境月間にあたる6月15日と16日、二宮町生涯学習センターラディアンで「エコフェスタにのみや2019」が開かれた。

 町民団体と行政、企業の約20団体が参加。川の水質浄化や里山保全の活動、葛川の生き物などを紹介するパネルを展示し、地球温暖化防止につながる生活スタイルや製品選びを促す「クールチョイス」、ごみ削減などの啓発を行った。

 平成初期のころの二宮町を2500分の1で表したジオラマも展示され、注目を集めた。山西小学校に保管されていたものを町民有志が修復。太陽光で充電して、ボタンを押すと河川や公共施設などを示すLEDランプが点灯する仕掛けをほどこした。ジオラマを囲んだ見学者が「我が家はこの辺り」「海と山と川がある二宮は、町の表情が実に豊か。場所によって吹く風が違う」などと会話を弾ませた。

 展示のほか、環境落語やリサイクルバザー、映画上映、国立環境研究所地球環境研究センターの江守正多副センター長を招いた講演会も行われた。海洋汚染の原因として世界的な問題になっているプラスチックごみを取り上げたワークショップには、親子らが参加。地元の海について学び、海岸に漂着したプラごみの破片で思い思いのアート作りを楽しんだ。

 また、環境に配慮した農園活動をしているグループは座談会を開催。「農ある暮らしを広める会」代表の二見幸夫さんらと自然農法をテーマに語り合った。吾妻山の麓で沢と水田の再生にも取り組む二見さんは「かつて薪山だった吾妻山は雨水を蓄え、沢の水が田んぼに利用された。昔の人の暮らしが息づく吾妻山の姿を取り戻すことには価値がある」と話した。

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