大磯町と姉妹都市提携を結んでいる米国ウィスコンシン州ラシン市の高校生2人が、7月4日から17日まで同町を訪れた。町国際交流協会(森杉宣夫会長)の仲立ちで町内の家庭にホームステイをしながらホストファミリーや町内の高校生らと交流し、日本の文化や生活を体験した。
来日したのは、ジャスミン・ブロックリンさん(17)とマックス・インベリさん(16)。中崎久雄町長を表敬訪問したのを皮切りに、ガイドボランティアの案内で旧吉田茂邸などを巡り、地元の祭りに参加したり、小・中学校の英語の授業を見学するなど町民と触れ合った。10日には六所神社を訪れ、大磯高校茶華道部と一緒に着物の着付けや華道を体験して、日本の文化を学んだ。着付けは脇和子さん、華道は高野沢テル子さんら地元の専門家が指導を請け負った。
ジャスミンさんのホストファミリーを務めた近藤理恵さん一家は「一緒に買い物や回転ずし、猫カフェなどに出かけて、とても楽しそうにしている。高2の娘も『もっと英語を勉強したくなった』と話すなど、相互に影響を与え合っている」という。マックスさんは「お祭りで神輿を担がせてもらったりと毎日、良い意味で驚きがあって楽しい」と笑顔で語り、初めての着物にも「とても感じが良い」と喜んでいた。
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