国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」のテニス少年女子決勝が10月2日に行われ、神奈川県が準優勝に輝いた。県代表の一人、大川美佐さん(法政二高3年)は国府小、国府中出身。横浜に住む現在も毎週、大磯テニスアカデミーに通う、地元期待の星だ。
吉川ひかるさん(湘南工大付高3年)とコンビを組んだ今大会。選手それぞれがシングルスを戦い、1勝1敗となった場合はダブルスで決着をつける大会ルールの中、大川・吉川組は準々決勝までストレートで快勝を続けた。強豪・埼玉と対戦した準決勝ではダブルスまでもつれ込んだものの、この日に向けて練習を重ねてきた2人の息の合ったプレーで勝利を奪い「緊張することなく、終始自分たちのペースを貫けた」と手応えを感じていた。しかし連戦の疲れから、兵庫との決勝では得意とする粘りのプレーが続かず2対0で敗れた。
次のステージへ
「準優勝できたことは嬉しいが、(同じく準優勝だった)インターハイに続いて、あと一歩届かないという現実がある」と悔しさを滲ませる大川さんだが「反省点もたくさんあるけれど、ジュニアとして出る最後の試合で結果が出せたことはとても嬉しい。友達で、良いライバルでもある吉川にも感謝している。これからは大人と同じステージになるので、大人にも負けないように、また1からチャレンジャーとして頑張っていきたい」とまっすぐに先を見据えた。
大川さんを指導してきた小野峰樹コーチは「全国の代表が集まる国体で準優勝は見事。今後はさらにスピードやパワーを上げるトレーニングに励み、全国制覇を目指してほしい」とエールを送る。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|