大磯・二宮・中井版 掲載号:2019年10月25日号 エリアトップへ

詩吟の全国大会(高年の部)で優勝した 横井 文夫さん 大磯町西小磯在住 76歳

掲載号:2019年10月25日号

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イメージを詩に乗せ表現

 ○…神奈川地区の代表として挑んだ詩吟の全国大会で、高年の部(71歳以上)の優勝に輝いた。「吟じる際に自分なりに作り上げていたイメージが審査員にそのまま伝わっていたこと、また(主催団体に加盟していない)外部参加者の自分を流派を超えて選んでくれたことに感激した。自分が思ったことを詩に乗せて伝えればいいのだと確信できた」と晴れやかに微笑む。

 ○…丹後ちりめんで有名な京都府京丹後市で、織物の製造元を営む家に生まれる。就職を機に横浜へ。和装小物専門の問屋で12年勤めた後、独立して呉服と和装小物を扱う会社を起業した。現在は妻に代表の座を譲り、経営を見守りながら詩吟に没頭。4年前に自身の流派「孔心流吟詠会」を立ち上げ、「孔心」の雅号で後進の指導にあたる。

 ○…詩吟との出会いは31歳の頃。「仕事ばかりで趣味がなかった自分に、妻が何気なく勧めたのが詩吟だった」。人づてに教室を紹介され、始めてみるとこれが面白い。「振り返れば、学生の頃から歌うと『上手い』『声が良い』とほめられ、歌うことは好きだった」。中途半端は嫌な性格、気が付けばすっかり詩吟の世界にのめり込んでいた。「詩吟から日本語の美しさを改めて感じ、精神を込めて歌えば詩吟を知らない人にも伝わるということも知った。学校教育に詩吟を取り入れることを勧めて、そのお手伝いができれば」と夢を抱く。

 ○…感謝・喜び・お詫びがモットー。「その心をもって生きれば、自然と人生の道筋が見えてくる。最近、やっとそれを人に伝えられるようになった」としみじみ。息子一家の住む大磯へ移り住み12年ほど。二宮町詩吟連盟の理事長も務め、10月26日(土)にはラディアンで開かれる町の芸能大会へ出演。美声を朗々と響かせて、詩吟の魅力を伝える。

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