地域の交通安全活動に功績があった人と無事故無違反の優良運転者を称える表彰式が12月7日、大磯警察署講堂で行われた。大磯地区交通安全協会副会長の石崎一郎さん=二宮町=が県知事表彰の伝達を受けた。
交通指導員を長年務める八幡幸夫さん=二宮町=が県警察本部長表彰を受賞。交通安全功労者の守屋重雄さん=大磯町=や優良運転者ら7人が、県警察本部長・県交通安全協会長連名表彰と併せて緑十字銅章を受けた。
表彰式を催した大磯地区交通安全協会の小川芳明会長は「年末に向け、さらなる交通安全の励行をお願いしたい」とあいさつ。来賓の川口博幸大磯署長は受賞者にお祝いの言葉を寄せ、「12月6日時点で管内の死亡事故ゼロの日は362日続いている。良い新年を迎えられるよう、関係機関と協力して事故防止に努めていく」と述べた。
「普通に運転してきた」。30年を超える優良ドライバーとして大磯署長と交通安全協会長の連名表彰を受けた山本晃賢さん=大磯町=は「二宮尊徳の『積小為大』のようなもの。周りへの思いやりが大事」と話した。
その他の受賞者は次のとおり。※敬称略
【県警察本部長・県交通安全協会長連名表彰(緑十字銅章)】◎交通安全功労者=▽加藤勝義(大磯町)▽脇敏久(二宮町)▽野崎裕(同)▽杉山政義(大磯町)◎優良運転者=▽小川利夫(二宮町)▽杉崎薫(大磯町)【県交通安全協会長表彰】◎15年優良運転者=▽中村悠治(大磯町)【大磯警察署長・大磯地区交通安全協会長連名表彰】◎交通安全功労者=▽守屋重雄▽加藤勝義◎30年優良運転者=▽田中道夫(大磯町)▽土肥重治郎(同)【大磯地区交通安全協会長表彰(感謝状)】▽内藤英幸(大磯警察署)▽浮島威志(同)▽播間哲雄(同)
「ながら運転」厳罰化
年末の交通事故防止運動が12月11日から始まった。20日(金)まで。
運転中にスマートフォンや携帯電話などを使用する「ながら運転」の罰則も12月1日から強化された。普通車の違反点数はこれまでの1点から3点に、反則金も3倍の1万8千円に引き上げ。事故を起こした場合は違反6点、1年以下の懲役または30万円以下の罰金となる。松田署管内では早くも検挙者が出ていて、各警察署では交通規則の順守を呼びかけている。
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