12月28日に花水川の中州で目撃されていた 岡根武彦さん撮影
子年を目前にした12月31日、西小磯の住宅でネズミの一種・カピバラが見つかった。昨年６月から藤沢や茅ヶ崎、平塚などで目撃されていたカピバラとみられ、体長は約１ｍ。いつの間にかネット上で「かっぴー」と呼ばれるようになった。
28・29日に平塚市の花水川の中州で目撃されたのち、大晦日に大磯署に１１０番通報が入った。署員や町職員が現場に駆け付けたところ、カピバラは民家の軒下にいたという。その後近所の獣医師・中山和也さん（78）がロープを付け、おりに引きずり込んで捕獲に成功。年明けに飼い主（藤沢市）の元に戻された。
中山さんは普段、傷ついた鳥やタヌキなどの野生動物を治療しているが、カピバラの扱いは初めて。「体は大きく力強い子だった。飼い主の元に戻れてよかった」と話していた。
「力強い子だった」と中山さん
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