大磯町立国府小学校に、大磯ロータリークラブ(RC、石山智司会長)からサッカー用のゴールポストとネット1組ずつが寄贈された。
1992年頃から使用してきた鉄製のゴールポストが老朽化し腐食が見られたことから、同校では安全に配慮し昨年10月にグラウンドの隅に撤去した。これを見た地元サッカークラブの児童らが「ゴールポストがなくなってしまう」と署名活動を始め、1カ月で165筆を集めた。この動きを耳にしたRCは理事会に図り、会員から寄付を募って新しいゴールポストをプレゼントすることを決めたという。贈られたゴールポストは腐食しにくいアルミ製で、軽く移動が容易なため1基はグラウンドに常設し、もう1基はサッカーの時だけ動かして使用する。
RCには昨年末に町から感謝状が贈られ、「新しいゴールを見てうれしかった。大切に使っていきたい」という児童からの手紙も披露された。RCの新宅文雄会長エレクトは「会員の関心が高く、子どもたちのためにと予想以上に寄付が集まった。サッカーを楽しんでほしい」と話した。
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