七つの分団ごとに行進する中井町消防団の団員
新春恒例の中井町消防出初式が１月11日、中井中央公園南側駐車場で行われた。
消防団員１２６人と小田原市消防本部足柄消防署から職員10人が集結した。大勢の町民や来賓が見守るなか、統制のとれた分列行進やポンプ車を使った消防操法の演技などを披露して消防力をアピール。団員たちが士気を高め、今年一年の防火・防災への誓いを新たにした。長年にわたる勤続で活動に貢献した団員の表彰もあった。
杉山祐一町長は「昨年は本町で台風による人的被害はなく、建物火災３件が大火にならずにすんだのは、団員の協力の賜物。町民の生命・財産を守るために邁進してほしい」と訓辞。曽我和久団長が「町の平穏・無事を祈り、活動に努める」と述べた。式典後に一斉放水試験があり、冬空に勢いよく水柱が立った。
大磯町と二宮町は12日に出初式を実施した。
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