中井町の厳島湿生公園で自然体験会が2月11日にあり、小学生と保護者が野鳥観察やホタルの幼虫の放流を行った。
町子ども会育成指導者連絡協議会主催の恒例行事。川源流の湧水地で動植物に触れる体験や外遊びを通して、自然環境の大切さを学んでもらおうと実施している。
参加者は「はだの自然の会」の会員から説明を受けながら、カワセミやジョウビタキ、ダイサギ、カワウなどの野鳥を観察。茂みに隠れてあまり姿を現さないというアオジも見つけ、16種類の鳥を確認した。双眼鏡の使い方に慣れた様子の男の子は「もっと野鳥を探してみたい」と話した。
「厳島ホタルの会」の協力で、ホタルの生態についても学習した。「無事に成虫になって飛んで来て」と、ホタルの幼虫約330匹を園内の水路に放流。幼虫は、町職員などがカワニナを餌に与えて飼育した。
子どもたちは、体を動かしたり、五感を働かせたりして自然と親しむゲームも楽しんだ。
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