新型コロナウイルスの影響で消毒液などが手に入りにくくなっている現状を受けて、除菌効果があるとされる次亜塩素酸水の無償配布が各自治体で行われている。
大磯町では、清川村に工場を持つAFURI株式会社から寄贈された次亜塩素酸水を、4月22日から24日にかけて大磯地区と国府地区で配布した。大磯地区では初日に町役場駐車場で実施したところ除菌水を求める人で国道1号沿いに長い行列ができてしまったことから、翌日より大磯小学校のグラウンドに会場を移し、除菌水を提供するウォータータンクの数を増やすなど対応に苦慮した。その甲斐もあってか2日目以降は大きな混乱もなく、マスク姿の町民たちが一定の間隔を保ちながら整然と列を作っていた。除菌水を受け取った40代の男性は「小さい子どもが2人いるので、消毒液をよく使う。備蓄が無くなってきたのでとても助かります」と話していた。
なお二宮町では同社とホシザキ湘南、中井町は小田原市のスポーツプラザ報徳の協力で除菌水を配布した。
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