地元農産物の消費拡大を目指すJA湘南が、このほど規格外品を活用した「湘南ゴールド&くりまさりバウムクーヘン」と「湘南ゴールドポン酢」を商品化した。販売開始から売れ行きも好調だという。
湘南ゴールドは、今村温州とゴールデンオレンジを交配して開発された品種で、柑橘系の爽やかな香りと甘さが特徴。JA湘南管内では、主に二宮町や大磯町で生産されている。2019年度の出荷量は2・6トン。
一方、クリマサリは平塚市大野地区で栽培されているサツマイモで、名前の由来になったと言われる「栗より勝る」まろやかな甘さが特徴。昨年度の出荷量は13トンだった。
商品化された2品は、素材の持つ甘みや香りといった風味を楽しめるように仕上げた。販売開始に向け、バウムクーヘン400箱、ポン酢2000本を製造した。
販売を行っているJA直売所「あさつゆ広場」の田中祐輝店長は「どちらもおすすめ。ポン酢は冷しゃぶサラダにぴったり」と笑顔を見せた。
価格は「湘南ゴールド&くりまさりバウムクーヘン」1箱(2本入)税込650円、「湘南ゴールドポン酢」税込380円となっている。
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