新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、電子部品製造の株式会社ティーツー=本社・厚木市=が6月5日、二宮町社会福祉協議会へ自社製のフェイスシールド200個を寄贈した。同社とつながりがある地区社協部会の役員が橋渡しをした。
社協の伊勢田博司会長は「窓口業務や訪問介護のほか、障害者の就労施設、公的な援助が届きにくい団体で多く活用したい」と述べた。
透明度の高さや軽量化を実現したフェイスシールドには、同社の技術を集結。富田一男代表取締役が個人的に資金を出して4万個を製作した。厚木市や小田原市、警察・消防署、病院、寿司店などに納入されている。
富田代表取締役は「手話通訳や英語の授業の発音練習で、感染対策をしながら口の動きを見てもらえる。使い勝手を教えていただき、より良いものづくりに努めていく」と話した。
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