後を絶たない特殊詐欺被害の未然防止に連携して取り組むため、大磯警察署と中郡医師会は6月9日、協定を締結した。
同会に加入する医療機関と介護老人保健施設の33カ所でチラシを掲示し、利用者にオレオレ詐欺や預貯金詐欺などへの警戒を促す。全国防犯協会連合会が制作したDVD「その電話にだまされるな!」も活用。待合室などで流す。
新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮して、防犯講話や街頭キャンペーンを実施することが難しい状況にあるなか、同署が医師会へ協力を要請。高齢者が足を運ぶ機会が多い診療所や病院でも、詐欺被害に関する注意を呼び掛けることにした。警察と地元医師会による協定の締結は、県内54署で大磯署が初めてという。
日原修署長と同会の竹末良三会長が同署で協定書を交わした。地域の安全・安心を守る署員と来庁者の感染防止に役立ててほしいと、竹末会長個人から手指用のエタノール消毒液36リットルが同署へ寄贈された。
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